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麻雀が大嫌いで大好きで

最強理論派天鳳九段take-youによる情熱と愛憎にまみれたブログ。愛すべきデスゲーム、"麻雀"のお話をします。

メンバーのおしごと「代走」

麻雀界隈では定期的に話題に挙がる「代走」事情。

先日、代走中にこんなことがあったので記録する。

 

赤あり 鳴き祝儀2000点相当

南一局 23000点 東家 ドラ東

244678m2345r689p 

8巡目に上家が打1p

 

「チー」

 

至高の門前派を標榜するおれも、さすがにこの牌はチー。

よし鳴こうと思ったときには、すでに23pはおれの手を離れ卓の右端に並んでいた。

 

「代走のメンバーが1pをリャンメンチー? これはドラ東アンコのチーテン以外にない」

「染め手のシャンテンか?」

「なんにせよマンガン以上の好手牌に違いない」

 

飛び交う憶測。

おれの手でツモ切られる東。

困惑する同卓者。

 

無感情に摸打を繰り返すおれのもとに、ようやくトイレから戻ってくるお客様。

手牌を一瞥。

曇る表情。

響くラス半コール。

 

務めを全うしたおれに、世間は冷たかった。

 

「代走のメンバーがそんな牌鳴いていいのか?」

「間違えて声出ちゃったの?」

 「それを鳴くのは斬新だね」

 

指摘されてしばらくのうちは「よかれと思って鳴いているのに…」と異論もあったのだけれど、家に持ち帰って考えてみると「確かに代走中に鳴くのはやりすぎたかな」と思うようになってきた。

 

上記の1pって、鳴かなくても全然問題ない牌だと思うし、おそらく現在のフリー雀荘では鳴かない方が多数派を占めている。

 

メンゼンで仕上げればトップまで突き抜けられるであろう手牌を3メンチャン鳴いて2900の愚形テンパイにしているわけだから、たとえそれがアガれたとしてもお客様が不満を抱いてもおかしくない。 

 

代走中に優先すべきは、「局収支」ではなく「顧客満足度」。

放銃しない。

遠い鳴きはしない。

高い手を逃さない。

 

天鳳に頭から足先までどっぷり浸かった人間は、「フリー雀荘の常識」がわからず苦しむ。

麻雀うんぬんというより、「メンバー業」そのものに苦戦する毎日。

 

以上です。

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【アガリトップ】【鳴いてマンガン】

【アガリトップ】は鳴きの実力がめちゃくちゃ出る。

吐き気を催すような腐れ配牌をもらったとしても、「おれが絶対にアガってやるんだ」という気迫が大切。

 

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親が2着目。

この点数状況だと、だいたい自分でアガるしかなさそう。

子にマンガン放銃してもトップ終了なので、放縦は怖くない。

 

普段なら手なりの進行で孤立役牌から切るところなんだけれど、今回の局面では守備力度外視の「全力絵合わせモード」に切り替えるべき。

役牌の重なりは残しておいて、鳴ける牌は全部鳴く。

鳴きイッツーの可能性があるので、打1p。

4m7m3sは鳴いてタンヤオ

この段階なら7mはカンチャンで鳴く。

ペンチャンで鳴いて役牌とイッツーの両天秤にしてもよさそうだけれど、だいたいタンヤオが強い。

7mをペンチャンで鳴くのは、もう少しイッツーが見えてからか、役牌が重なって手牌の"タンヤオ成分"が薄まってから。

このへんの感覚は言語化が難しいので、打ち手の"感性"によるところが大きい。

好機は逃さず、とにかく声を出す。

麻雀はスポーツ。

 

【鳴いてマンガン】のときも、かなり鳴き寄りの手順になる。

鳴いてもマンガンの打点がある場合、メンゼンでリーチを打つメリットがあまりないので、愚形良形問わずどんどん鳴いていく。

 

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打9pでタンヤオ

ただし、8pは絶対にギリギリまで引っ張る。

どうせ縦重なりを期待するなら、8pも孤立役牌と同じ。

むしろ6p7pの受け入れがある分、孤立役牌より偉いと言ってもいい。

2s6s7sは全部鳴く。

7sを鳴くとドラが1枚浮いてしまうけれど、頑張ってあとでくっつけるから大丈夫。

一瞬マンズも鳴こうかと思ったけれど、タンヤオの4シャンテンの段階ではさすがにやりすぎ。

2シャンテン程度でくっつきの孤立牌が弱い場合は鳴いてもいい。

 

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上家から2sが出たところ。

あんまり形はよくないけれど「全部鳴きます」と言った手前、しょうがないのでチー。

これでもメンゼンで進めるよりは幾分かマシ。

2sチーしたあとは乞食のように中張牌をかき集める。

鳴いたあとは、8m6p5sポンで全力絵合わせ。

 

まとめると、「【アガリトップ】【鳴いてマンガン】のときは、全部鳴く」です。

普段の【手なり】は、効率のいいリーチを目指す手順だけれど、すべてをかなぐり捨ててでもアガりたいときは、上記のような"鳴き中心"の手順になる。

前回の「孤立役牌<1・9牌」に該当しない局面が多いので注意。

 

以上です。

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【孤立字牌と1・9牌の比較】【端牌整理】

基本は「孤立役牌<1・9牌」。

1・9牌は受け入れ11枚、孤立役牌は受け入れ3枚。

数えてみると当たり前のことだけれど、全然違う。 

とにかくおれの心が誰よりも早く「リーチ」と叫びたがっているので、孤立役牌を重ねることより受け入れの多い1・9牌を起点にメンツを作ることを優先する。

 

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9mより孤立役牌を先に切る。

孤立役牌が重なることで打点が上昇したり、ホンイツに移行できるなら打9mでもいいけれど、現状はソーズの形が強いので染める気はない。

 

「手牌がバラバラだから役牌が重ならないとアガれない」

→そんな手は役牌が1つぐらい重なったところで鳴いちゃダメ。

どんなクズ手でも4枚の有効牌を引いたら先制リーチが打てる。

間に合わなかったら手牌13枚で一生懸命ベタオリする方がいい。

 

「ペンチャンは受け入れ4枚、役牌2種は受け入れ6枚」

→"メンツ化"する受け入れと、"ターツ化"する受け入れを一緒にしない。

後者を「役牌のリャンメン待ち」って呼ぶ人は反省する。

先制リーチを打つのが至上命題なので、メンツを作ることが最優先。

孤立役牌を1枚切った場合の「ペンチャン+役牌1種」と、ペンチャンを払った場合の「孤立2・8牌+役牌2種」を比較すると、前者の方が先制リーチに近づいている。

切らなかった方の役牌が重なって「ペンチャン+役牌トイツ」になることもあるので、ここが浮き牌選択の時だと観念しましょう。

 

「他家に役牌を絞る」

→そういうのは特定の条件下だけ。

いつでも役牌の切り出しが遅い人は、年間で200リーチは損している。

 

おれも昔は字牌を絞ることに至高の悦びを見出していたクチだけれど、「孤立役牌<1・9牌」を意識し始めてからは先制リーチが圧倒的に増えた。

確かに愚形リーチも増えたけれど、そんなに痛い目は見ない。

孤立1・9牌は、超悪形と名高い「愚形456待ち」になることがないので、充分に強い孤立牌です。

 

そして何より、こちらの愚形リーチで全員がベタオリしてくれているときと、追いかけリーチに競り勝ったときは、脳から汁が出て大変気持ちがいい。

 

1・9牌からターツを組み上げていくことで、打点の低下や待ちの形が悪化することに抵抗がある人がいるかもしれない。

打点や待ちの形は、ターツ選択やリーチ判断のときに考えることで、序盤の端牌整理の段階からあーだこーだ考えなくていい。

まずは、ありったけのターツ・メンツをかき集める。

  

それと、【端牌整理】について。

 

124 1224 1244 1246 134 1334 1344 1346 13468

 

上記の形であっても、手牌にターツが足りていない場合は孤立役牌よりも大事にする。

 

「1224」? 「3」を2枚引けばいい。

孤立役牌は、残り3枚しかない牌のうち2枚を集めてようやく1メンツ。

「1224」の形は、残り4枚の「3」を2枚を集めれば2メンツ完成。

どうせ期待するなら「3」を2枚引くことを期待しましょう。

 

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前回分類した【染め】【トイツ、国士】【チャンタ】のどれにも当てはまらない手牌なので、無理は承知で【手なり】で進める。

オタ風から切る。

 

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字牌を整理しているところに、ツモ6m。

この手牌では孤立役牌が重なったところで鳴くことはないので、ツモ7mなどに期待して、わずかばかりの先制リーチの可能性を追う。

7m、7p、7sあたりを引けば結構アガれそう。

役牌から切っていく。

もちろん決して"いい手"ではないので、他家に先制された場合は音よりも速くベタオリ

こういうバラバラの手牌から4メンツを創造して、リーチして一発でツモったときに本物の"筋肉"ってやつが実感できる。

 

まとめると、「孤立字牌は親の仇のようにどんどんぶった切ろう」なんだけれど、もちろん孤立字牌の価値が1・9牌より高まるときもある。

例えば、「アガリトップ」や「鳴いてマンガン」 ある場合は、いつもと"手順"を切り替えないといけない。

それについては今度書く。

 

以上です。

 

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簡略化する麻雀【手牌の分類】

今回からようやく実際の麻雀のお話。

「自分自身の思考の整理」というお題目なので、多少読みづらい部分はあるかと思いますが、「へぇ」と聞き流してください。

 

基本的な方針は、「全力でテンパイ一番乗りを目指す」「他家がテンパイしたら押し引きを始める」 の2点。

打牌選択は全て機械的に行う。

あらかじめ"規則"を作っておき、対局の際にそれを実践するだけ。

何か不便を感じたときに"規則"を修正していく。

天鳳をする際は、自分で作成した資料を別ウィンドウで開きながら対局しています。

 

今回は「基本的な手順」について。

そのために、まずは手牌を【手なり】【染め】【トイツ、国士】【チャンタの4種に分類。

 

【手なり】・・・そのまんま手なり。

2シャンテン以上の時の 【手なり】の手順。

 

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アガリトップや着順が絡む場合などの例外を除き、原則はこの手順で切る。 

先制リーチがめちゃくちゃ偉いので、ほとんどの手で1シャンテンから2シャンテンに戻すことはないが、「連続形が2つあるとき(12m4556p3456sなど)」と、「1ハンから3ハンに打点が上がるとき」は6巡目までシャンテン戻し。

1シャンテンは牌の価値が少し変わってくるので、今度ちゃんと書く。

 

【染め】・・・手牌に同色+字牌ターツで4ブロック。ただし、別色で良形ターツ、または中張牌のドラがある場合は"保留"。

「愚形ターツ<孤立字牌」。

 

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4ブロックに満たないので、手順通りオタ風から切る。

 

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ギリギリ4ブロック揃ったので、マンズと字牌以外は全部ゴミになった。

微妙なラインだけれど、これが今現在の"規則"なので信じて突き進む。

 

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鳴いてマンガンまで見えるのでピンズのホンイツにしたいが、別色のリャンメンターツがあるのでとりあえず"保留"。

"保留"のときは、「1・9牌<孤立字牌」ぐらいがちょうどいい感じ。

自然な流れで染まればいいし、なんでも聞くところによると字牌のシャボリーチはめちゃくちゃ強いらしい。

 

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なんとなく染めたくなるが4ブロックに満たないので我慢。

【手なり】でオタ風を1枚切る。

染めに向かったあとに、2mや3sを引いたら悶絶する。

 

【トイツ、国士】・・・トイツ手は4トイツから。国士は10種から。

 

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メンツ手でのファーストテンパイは難しそうだけれど、まだ頑張る。

良形テンパイになる可能性がある限りは、4トイツ時点ではチートイツには決めない。

三暗刻のリャンメン待ちになるかもしれない。

【手なり】で、打9p。

 

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さすがに5トイツはもう【トイツ】に決めていい。

真ん中らへんの牌を適当に勘で捨てる。

 

チャンタ・・・手牌にチャンタが確定するターツが4組。

 

あまり出会う機会がないので、いい牌姿が見つからない。

今のところ基準も曖昧。

たぶんチャンタは確定させることが大事。

リャンメンがあるならメンゼンの手なりで頑張れる。

適当な例が見つかるまで、かわいいネコの画像を貼っておきます。

 

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(後日、画像は変更します)

 

特にアガリに制約がない場面においては、上記4種の手牌進行のみ。

自分は統計データなどを駆使して最適解を導き出すことはできないので、鬼打ちを繰り返す中で少しずつ基準を修正していくような感じになります。

統計データの運用法がわからないなら、おれ自身が"統計"になればいい。

 

他の天鳳高段者の方々と比べると、はっきり言ってめちゃくちゃ"浅い"麻雀。

手出しツモ切りの内容から「読み」へ発展させるなんてことは、極力行わない。

対局中は「牌の枚数」と「他家の手出しの回数」を数え続け、押し引きに反映させるだけ。

そもそも麻雀というゲームは難しすぎるので、おれにできるのはこれで精一杯。

無理にでも"規則"を作らないと、雀鬼流育ちのおれは"感性"で打牌を選択してしまうので、打牌をブレさせないための苦肉の策です。

 

こんな単純な麻雀でもA5ランクの確率変動を引けばなんとか十段タッチはできます。

フリーは全然勝てないけれど。

天鳳育ちなのでトップの取り方があんまりよくわかってない。

たぶん本当は麻雀が下手なんだと思う。

天鳳以外にも、フリー麻雀、競技麻雀を経て、ルール毎にもっと精度の高い麻雀が打てればいいと思います。

 

自己完結しながらブログ更新していきます。

 

以上です。

 

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"麻雀は筋力"

昔の偉い人が言った言葉です。

 

「麻雀が強い人」というのは、例外なく"筋肉自慢"なやつらです。

クソみたいな待ちで居丈高に牌を横に曲げ、さも当たり前のようにラス牌をツモりあげ裏ドラを乗せていく。

そのような理不尽を対戦相手に押し付ける、筋骨隆々の太腕を持ったやつらが、真の強者。

 

ただ、勘違いしないでほしいのが、ここで指す"筋力"というのは、別に上腕二等筋や大胸筋などのことではなく、純粋な"ツモの筋肉"のことです。

「引きたい牌を引く」ことが麻雀の必勝法であり、「ムダヅモをなくす」ことが麻雀の近道だと、おれは気づいたのです。

 

もう少しついてきてください。

 

勝利を掴み取る"筋肉"を得るため、これまでいろいろな努力をしてきました。

 

腹筋、スクワット、腕立て伏せ、肉中心の食生活、祈祷、岩盤浴、etc.

勝つためにできることは思いつく限り何でもやりました。

 

すべて徒労に終わりました。

 

いくら肉を食べても、2枚切れカンチャンは3面待ちに勝てない。

岩盤浴デトックスを実感しても、ドラ表ペンチャンは親リーチに殺される。

 

麻雀の袋小路に追い詰められたおれは、発想を逆転させたのです。

 

「そうだ、"筋肉"を身に付けるのではなく、麻雀の勉強をしよう」

 

おれの中のパラダイムがシフトしました。

 

麻雀に勝つためには、"筋肉"が必須です。

しかし、健全な"筋肉"は健全な"麻雀"にこそ宿る。

人様にお見せしても恥ずかしくない"筋肉"を身に付けられるよう、正しい麻雀を勉強しましょう。

 

次回からは、実際の牌譜を検討しつつ、"筋肉"の真相に迫りたいと思います。 

May the Muscle be with you.

 

真面目な麻雀の話になると、途端に内容が薄くなりそうでとても不安です。

 

以上です。

 

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自己紹介

"天鳳"というゲームに人生をめちゃくちゃにされました。

take-youです。

 

このゲームは本当にまずい。

 

有名私立高校を卒業。

早稲田大学に入学。

就職する。

"天鳳"にハマる。

仕事を辞める。

無職。

 

だいたいこうなる。一切の例外はない。

 

麻雀のことだけを考えていたくて、会社を辞めました。

今は東京のとある雀荘で従業員をやってなんとか生きています。

また、麻雀プロにもなり、今期からリーグ戦に出場する予定です。

 

自分の人生が、かつてないスピード感でもって、道を逸脱していくのを感じています。

十代の頃は、検察官になることが夢でした。

 

幸か不幸か、麻雀と向き合う時間が多く得られそうなので、このブログで自らの「思考の整理」と「意見の発信」が出来ればいいな思います。

 

次回は、"麻雀"と"筋力"の密接な関係性についてお話をします。

 

以上です。

 

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